相席屋に初めて足を踏み入れた-後編-
出会いの夜:保育士と営業職の男性たち
相席屋で一緒になったのは、私とAちゃんは広島から出張で来た保育士のB君と、関東在住の営業職のC君です。B君は20代後半で、子供たちと日々接する保育士。C君は40代前半か後半で、大阪生まれ大阪育ちの関東在住。どちらも普通の人でしたが、どんな話ができるか楽しみにしていました。
楽しそうな男性陣と会話のギャップ
私とAちゃんは基本的に夜の仕事をしているため、男性陣も興味を持って楽しそうに見えました。しかし、実際に話をしてみると、会話の内容は特に印象に残るものがなく、中身がない会話ばかり。今となっては、何を話したか全く覚えていません。私たちの趣味や仕事の話も、あまり興味を持って聞いている様子はなく、ただ私たちが話しているのを聞いているだけのようでした。
酔ったB君の介抱と失望
途中、B君が少し酔いが回ってしまい、私たちが介抱することに。「お水くださーい」「もう飲まない方がいいよ」といったやり取りもあり、この時点で少し萎えてしまいました。B君が酔っている姿を見ながら、Aちゃんと私で彼を気遣うことに時間を割き、少しずつ楽しい気分が失われていきました。
カラオケの誘いと帰宅
深夜2時頃、そろそろ帰ろうかと思い、男性陣にそう伝えると、酔っ払ったB君が「カラオケ行きませんかー?」と誘ってきました。Aちゃんはその提案に乗り気でしたが、私はもう疲れてしまい、上手く断って帰宅することにしました。カラオケに行けばもう少し楽しい時間が過ごせたかもしれませんが、その時の私にはもう気力が残っていませんでした。
楽しい料理とお酒、つまらない会話
お店の料理やお酒の種類は豊富で、本当に楽しめる内容でした。特に料理は絶品で、お酒も珍しい銘柄が多く、飲み比べを楽しむことができました。しかし、会話がつまらなくて気を使ってばかりだったため、個人的にはあまり楽しめませんでした。男性陣も仕事や趣味について話してくれましたが、私たちの興味を引くような内容ではなく、ただ時間が過ぎていくのを感じました。
夜の終わりとAちゃんの優しさ
その後、AちゃんはC君と連絡先を交換して別れ、彼女の車で私を家まで送ってくれました。Aちゃんは「今日はちょっと疲れたけど、また次回もっと楽しいことをしようね」と優しく声をかけてくれました。Aちゃんのその一言で、少し疲れが癒え、次回の楽しみに思いを馳せることができました。
この夜の出来事は、私たちにとっては少し退屈で疲れるものでしたが、それでも新しい出会いや経験ができたことには感謝しています。次回は、もっと楽しい時間が過ごせるようにしたいと思います。